久しぶりに 湊かなえさんの本を読んだ
ワタシ的にこの人の本を読むのは勇気がいる
面白いんだよ 好きなんだよ
けどね、なんか心がざわつく後味がね
心にズーンと重さを残す
なので、
読むか!という決意がいる
「母性」あらすじ
ある日、首にロープが巻き付いた女子高生が自宅の中庭で倒れているところを母親が発見する。他殺か自殺か、真相は不明。その事件に端を発し、娘を愛することのできない母親の手記と、母に愛されたい娘の回想が展開されていく。母と娘、それぞれの視点が交錯し、やがて衝撃的な真相が浮かび上がる。
母性?
もうこのタイトルだけでビビる
母性とはなんぞや?
ざっくりとしたイメージしか持ってないぞ
ミステリー小説の手法として
「信用できない語り手」という手法をご存じだろうか
例えば、ペテン師の視点で語る物語
そのペテン師の話を鵜呑みにして読み進めると
実は、全然違った展開に惑わされるといった感じ
母性は
「母の手記」
「娘の回想」
二人の信用できない語り手?!の話しで
展開される
ん?
違和感
何故なんだよ
どうしてそうなる
なんなのよ
そうなのか
ほぉ~
読み進めながら
心の動きが激しくなる
そうなんだよね
湊かなえさんの本って
心を鷲掴みにして
本の世界にどっぷり浸らせてくれる
久しぶりに読んで
面白いなぁ
やっぱり!!
「私は愛能う限り、娘を大切に育ててきました」
の母の手記から始まります
愛能う(あいあたう)
アタウ??
アタウって?何?
ザワザワする
価格:781円 |