パブロフの犬になりきって待っていたら

先日、熱が出た。

38度くらい。

休みの日の夕方から熱があったが、

次の日の朝には平熱になっていました。

熱のみで、これといった症状はなし。

 

それでも、このご時世ですから

もしかして?!

と思い、会社を休んで発熱外来を

予約し、すぐに検査に行ってきた。

 

病院の裏口から入り、狭い個室に

通された。

 

大きな空気清浄機が狭い個室の

3分の1のスペースを陣取り

ゴーッとすごい音をたてていた。

そして、看護師さんの重装備。

なんかもう、この時点で

気持ち的にクロ。

 

そして、この狭い個室の

壁には「レモン」の写真。

 

レモン・・・ホッとした。

 

なぜかというと、

PCR検査の方法には

2通りあるらしい。

唾液検査咽頭ぬぐい液

 

以前インフルの検査をした時は

咽頭ぬぐい液だった。

細長い綿棒で、鼻の奥をグリグリするやつ。

この時は、痛くて思わず、

身体がのけぞってしまった。

これ、絶対、鼻血でたわ!と思うくらい。

(出てないけど(笑))

そして、ツーッと目から涙が出る痛さ。

 

痛い、痛くないは

この時処置していただいた看護師さんの

手腕にかかっているのだろうか・・

(あたりが悪かっただけなのかなぁ~)

いずれにせよ

もう、あんまりやりたくない検査。

 

今回、ちょっとビビりながら

病院にやってきたけれども、

壁にレモンの写真が飾られてるって

事は、唾液検査でしょーいぇーい♪

楽勝VV

 

ここから私はパブロフの犬

なりきりました。

 

パブロフの犬

みなさん知ってる「条件反射」

ロシアの生物学者がイワン・パブロフの実験。

 

犬に餌を与える時にベルを鳴らす。

それを何度も繰り返すと

ベルの音だけで、餌をもらえると思い

唾液が出てくる。

 

私も、壁のレモンを見て酸っぱさを

思い出す。そして唾液が出てくる。

 

ほどよくして、

「お待たせしました」と看護師さんが

現れた。

は?

細長い綿棒持ってるじゃん!!

「鼻の粘膜採取します」と。

 

壁にレモンの絵貼ってるのに?

そりゃないよ。

パブロフ犬になりきっていたのに。

めっちゃ油断した。

 

そのあと、グリグリっと

やられました・・。

 

検査結果は、翌日とのこと。

 

なんだか、合格発表並みに緊張して

連絡を待ちました(笑)

 

陰性でした。

ホッとしました。

引き続き体調管理、感染対策

気を付けてまいります。