【読書】嫌われる勇気 を持ってみたら日常が変わるかもしれないというお話

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いまさらながら、

「嫌われる勇気」読んでみました。

ルフレッド・アドラー

アドラー心理学を解説した本です。

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ルフレッド・アドラー

オーストリア出身の精神科医・心理学者です。

幼い頃、病気で苦しんでいたこと、弟を病気で

亡くした事をきっかけに、医師を目指します。

その後、医師になったアドラー

眼科医・内科医として診療にあたります。

そのかたわら、執筆活動もしており、

医学の知識を通じてよりよい社会を目指します

その後、同じオーストリア出身の精神分析学の

創始者フロイトに招かれ、研究をはじめたことが

精神分析とのかかわりの始まりです。

ただし、フロイトの流れを盛り込んだ思想ではなく、

アドラー独自の心理学になります。

嫌われる勇気ってどうゆうこと?

人って嫌われるより、好かれる方がもちろん

うれしい。

人に好かれるために、行動する。

周りの顔色を窺って発言する。

他人の期待に応えようとする。

それって本当に自分のためになること?

ストレス溜まらない?

我慢してない?

だったら、本来の自分を取り戻そうよ!

嫌われたっていいじゃない。

自分らしくあるためには

嫌われる勇気も必要ですよーってお話。

全ての悩みは対人関係の課題である。仙人のような世捨て人でさえも、

実は他人の目を気にしているのだ。

ルフレッド・アドラー

 

考え方を変えれば人生も変わる

原因があって結果がある。原因論

アドラーはこの考え方を否定します。

目的があって、今をどう行動していくかに

重点を置きます。【目的論】

原因論

トラウマがあるから、家にひきこもる。

 

これを目的論に置き換えると

目的論

誰かに心配してほしい

人と比べられるのが嫌

という目的があるから

家にひきこもる。

そりゃ楽な方に流れていくのが人ってもの

今に不満はあったとしても

この現状が変わらないと思うのは

このままの自分が楽だからという

想いがあるのかもしれない。

・あらゆる行動には目的がある

・どのように感じるかはあなた次第だ

・「やる気がなくなった」のではない。「やる気をなくす」という

 決断を自分でしただけだ。

・遺伝もトラウマもあなたを支配してはいない。どんな過去であれ、

 未来は「今ここにいるあなた」が作るのだ 

ルフレッド・アドラー

読みやすい構成

本の構成は、

アドラー心理学を習得した哲人

悩みを抱えた青年との対話形式で書かれてます。

 

これはこうだからこうなんです。

と訴えるような一方的な

堅苦しい感じは全くないです。

 

青年は哲人に対して、

「そんなふうには思えない!」

「その考えは間違っている!」

と反発しながら進んでいきます(笑)

そこが読みやすいし、

内容が入ってきやすいポイントだと思います。

 

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