【食品表示】うなぎの産地で見る原料原産地

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うなぎを購入する時、ほとんどが

かば焼きになって売られているものだと思います。

どこを意識してみますか?

大きさ?

たれのかかり具合?

焼き加減?

値段?

判断基準はいろいろあると思います。

パッケージに「国産」「外国産」

の表示をされていたら意識して見るのではないでしょうか?

そもそも、国産と外国産ではお値段も

ずいぶん違いますよね。(笑)

そもそも原料原産地とは

加工食品の原材料に占める重量割合が

最も高い(重量割合上位1位)原材料に

原料原産地を表示しなければなりません。

 

原材料名は原則重量の多い順に表示されて

いるので、原材料欄の一番最初に

表示されてるものに原料原産地が

表示されます。

 

原材料名:うなぎ(国産)、醤油、砂糖〜

と言ったふうに表示されます。

 

例)うなぎのかば焼きではないですが、

下記、赤線の箇所が、原料原産地表示です。

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うな重弁当になると・・

うなぎのかば焼きが載ったうな重

これの原料原産地表示になるとまた

話しが違ってくるんです。

うな重 で一番多い原材料はなんでしょう?

↓ Let's think about it.

そうお米!

ごはんになりますよね。

なので、

原材料名:ごはん(国産米)

あれば、原料原産地表示義務ははたしているので

あえて、うなぎかば焼きの原料原産地表示を

しなくてもいいという事になります。

 

原料原産地って書いてあれば、気になるけど

書いてなければそれで気にならない感じもしますよね。

複雑です。

うなぎかば焼きなどの加工品には

養殖と表示する義務もありません。

二ホンウナギ

「ウナギ」という名称は

ウナギ属全般を示す一般名称です。

在来種の「ジャポニカ種」と

外来種との区別をつけるために

在来種には「二ホンウナギ」の名称を使用する

ことを推奨しています。

店頭で二ホンウナギの表示を私は見たことが

ありませんが、高そうですね(笑)